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印西牧の原方面に行こうと家を出たが、途中道を間違えカンナ街道に出てしまった。
この辺は、一度来ただけで道も不案内なので、手賀沼沿いに走ってみようと急遽予定変更。
カンナ街道を左折して県道282号線に入り、手賀干拓一の橋を渡り右折。
先の方に大きな建築物があるので確かめるため、下手賀川沿いに発作(はっさく)橋方面に行く。
発作橋から下手賀川と手賀川との合流方向を見ると、なんと沢山の白鳥がいるではないか。
先週も下手賀沼と金山落の合流地点で見たものの、今週もまた見ようとはゆめゆめ想像していなかった。清水口の調整池に飛来するオオハクチョウは、もうとっくに北へ帰ったのに、この白鳥達がまだ日本にいるのは何故か。理由は、後程教えてもらうことになる。
釣りをしている人も多いのに、この白鳥達は恐れることもなく悠々と泳いでいる。何とも不思議な光景だ。
先述の大きな建築物は、この合流付近にある。
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帰宅して調べたところ、名称は「手賀沼終末処理場」で、手賀沼流域内7市(※)の汚水を終末処理場で処理し、利根川に放流しする施設とのこと。
(※)松戸市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ヶ谷市、印西市及び白井市
写真で見えているのは処理場の一部で、全体的には更に大きな施設の模様。
この施設を右に見て、上手賀沼方面に行く。
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浅間橋、水道橋を経て手賀曙橋へ向かったが、釣り糸を垂れる人がこの川沿いには大勢いた。
しかし、漁業権の関係でこの手賀曙橋以西、つまり上手賀沼で釣りをする人は殆ど見かけなくなる。
右がこの橋の写真であるが、手賀沼の水位調節のための堰(手賀沼調節水門)で、その道路部分を曙橋というらしい。
これを湖北(手賀沼南側)方面に渡る。
手賀沼の北側は2,3度通ったことがあるが、南側は初めて。
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直ぐに気付いたことであるが、北側に比べ遊歩道が水面に近い。
北側の堤防はやや高く、水面を見下ろすような形で歩くことになるが、南側は足下の直ぐ近くに水面があるような感じだ。
この遊歩道を歩いていると、とっても不思議な光景を見る。
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白鳥はとても警戒心が強く、人には中々懐かないと聞いていたのだが。。。
オジさんにスリスリしたり、ズボンを齧ったりとまるで犬や猫のような仕草。物知りのオジさんにいろいろ教えてもらいました。
この種の白鳥は、今井や発作付近にもいるとのこと。先週見た光景も、先程見た光景もオジさんは知っていました。
この白鳥はコブハクチョウと云って、渡り鳥ではないとのこと。
今井や発作のもコブハクチョウらしい。
縄張り争いが激しいので、どんどん増えているのが心配と、オジさんは言ってました。
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今日の最終目的地「手賀大橋」から、今日辿ってきた方向を写す。
写真の左が来た道、右がこれから帰る道。
楽しくも、勉強になる一日でした。
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