印西市にある、宝珠院観音堂(国の重要文化財)へ行ってきました。
これ程の文化財なので、案内板や参道はさぞや立派なものと勝手に想定して、
地図も持たずに自転車で出かけました。
目印は、道路沿いの泉倉寺。
この寺は、立派な寺で直ぐに見つかったが
宝珠院観音堂への入口がない・分らない。
一旦通り過ぎてしまい、引き返して来たところ、こんな看板がありました。
写真の向こう側からは、この文字は見えません!
ここが宝珠院観音堂への入り口、すなわち参道です。
ひょっとしたら、よそんちへお邪魔(不法侵入)してしまうのでは?
と、不安になるような道です。
暫くこの細い道を進むと、茅葺のお堂が見えてきました。
漸く、一安心。
「この道でよかったんだ」
人しか通れないような狭い道でした。
境内にはお堂がひっそり佇んでいました。
すぐ近くに、千葉NTの近代的なビル群が立ち並んでいるとは
想像できない様な空間です。
この日は、一時間程この場にいましたが、参拝者は私一人のみ。
この空間を独占できるとは。。。
四方八方から隈なく見ることができ、至福の時間を過ごせました。
以下、スナップを少々。
正面の急な階段下から見たお堂
近くにあった石碑には、次の句が
ふりし世は
ふりし寂けさ
降る木の実
正一
どのような所以のものなのでしょうか?
観音杉
立派な古木でした。
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