これは、私個人用の備忘録です。
●洪水メモ
(1)洪水
・洪水とは雨や雪解けによって、川の水の量がふだんよりいちじるしく増えた状態をいいます。
河原へ行くと広い敷地のわりに細い川しか流れていませんが、それがふだんの姿です。
ところが、川幅いっぱいに水がおしよせると、広い河原も水の下にかくれて見えません。
このように異常に水が増えたときを「洪水」といいます。
・洪水とは、川の水がふえることをいいます(川があふれるかどうかは関係ありません)。しかし、ふだんの暮らしの中でわたしたちが洪水というときは、川の水がふえてあふれたり(はんらん)、あふれた水で土地や家が水につかったり(しん水)することを意味しています。
川の水がふえる原因は、大雨や雪どけ水です。日本では、梅雨や台風、雪どけの時期に、毎年のように洪水が発生しています。
(2)氾 濫
氾濫とは、雨などによって、町や農地などに水があふれることで、 川から水があふれることを「外水氾濫」といいます。
川から水があふれたのではなく、町や農地に降った雨がそのままたまってあふれることを 「内水氾濫」といいます。
(3)水害
水害とは、水によっておこされる災害のことで、外水氾濫も内水氾濫も水害とよばれています。
ただし、海水による水害の場合は、高潮災害、津波災害といった呼び方をするのがふつうです。
(4)その他
・湛水
田んぼに水を貯めること。
・湛水被害
畑が水につかる被害
・計画高水流量(けいかくこうすい・りゅうりょう)
計画高水流量(*1)は、河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水を河道と各種洪水調節施設に合理的に配分した結果として求められる河道を流れる流量のこと。言いかえればこれは、基本高水流量から各種洪水調節施設での洪水調節量を差し引いた流量。
(*1)読み方----どこで読みを切るかについて
「基本高水(きほんこうすい)」、「計画高水(けいかくこうすい)」流量
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